不登校脱出マニュアル①「課題の分離」の続きです。ここでは不登校になりや
すい子育て方法と子どもの特徴についてお話します!
不登校になりやすい子育て方法(代表的な2つのパターン)
A.子どもを弱い存在と認識していて、常に子どもの先回りをして助けるヘルプ
型の子育て。
B.お母さん自身の親子関係に問題があって、子どもを自分の理想の枠にはめ込
もうとする支配型親子関係。このタイプのお母さんは常に子どもを怒ってい
ます。
子どもの特徴
A.非常に繊細で精神的に脆い。弱い存在として子どもを扱うことでどんどん弱
くなり、一度心にダメージを負うとなかなか回復しない傾向があります。声も
小さく、自分の意見をはっきりと言えません。
B.何をしても常に怒られるので自己肯定感が非常に低い。また素直でおとなし
い為、イジメの格好の標的になります。自分の未来に希望が見えないため早く
死にたいという子どもが多いのが特徴です。
不登校の会で会うと大体どちらかのタイプのお母さんが多いです。僕自身の統
計学ですが(笑)かなりの人数のお母さんにお会いしているのでほぼ正確だと
確信しています!また最近は20代~30代の若者の相談にのったりしていま
すが、子どもの特徴A,Bに付随する相談も多いです。Bの特徴の「早く死に
たい」という若者も多く、この子達の共通点として人生で一度も進路を含めて
自分自身で決断したことがありません(泣)生きる力を失っているんですね。
この問題を解決するには早い段階で、親が子どもへの接し方を変える必要が
あります。逆に言うと接し方を変えるだけで子どもはどんどん元気になりま
す。「変わるのは子ども」ではなく
変わるのはお母さん、お父さん自身です!